看護業界への復讐と

フォロワーさんに、「わたしは復讐するために看護師を続けている」と言っていた人がいた。イマイチしっくり来なかったが、言葉を反芻する度に、なんとかなく意味がわかってきた気がする。

わたしも、復讐のためにこの現場に居座っているかもしれない。

と、言うのも、わたしは所謂新人期間からは脱した身だ。キッツイ新卒病院からもサクッと退職し、今のゆるめの職場に落ち着いた。わたしはよく体調を崩すのだが、休んでも電話口で怒鳴られない・表向きは快く休ませてくれる職場に大満足している。…一人、いびってくるお局ババアを除いて、だが。

新人期間、いびられにいびられ、同期以外全員敵という状態だったわたし。

まぁ、わたしが特別ということもないだろうが、辛い目に遭わされたことはやはり鮮烈に覚えているもので。こんなに人権剥奪委員会よろしく、滅茶苦茶にしやがって、今に見てろよ、という気持ちが存在するのである。

わたしを苦しめた業界からスッと逃げ出すのはもったいない。最前線に必要とされているところには行かないが、資格をフルに活用して悠々過ごすのはアリかな、ということで、のんびり働いている。新人は決していじめない。優しく話せる先輩ポジションで在りたいと思っている。下を育てることで、現場に新しい風が吹くとわたしは信じている。

凝り固まったウジ虫のようなお局ババアを排斥するには若い力をつけるしかないのだ。

わたしはいびりにて自分の経験年数を誇示しない。指導という名のいびりも断じてしたくない。そんなことしたら、クソババア様の仲間入りだ。わたしは、他人から死ぬほど憎まれたくはないのだ。わたしが元に、新卒職場とお局ババアを死ぬほど憎んでいるので。

いびられながらも、「コイツマジでいい死に方しねえな」と思ってやり過ごしているし、ブスでデブで性格悪いとかマジで終わってるな、三重苦、と思っている。

看護の世界に身を置き数年、わたしも嫌な染まり方をしつつあるかもしれないが、それでも正気を保ちながら生きていきたいと思った。